infoコマンド

最も詳細なマニュアル。階層構造になっていて、すべてのinfoマニュアルが一つにまとめられている。


    Linuxコマンドのマニュアル

    コマンドの使い方で困ったとき、次の3つのマニュアルがたいてい使える。

    1. コマンドヘルプ

      コマンド --help

      最も簡潔なヘルプ。不親切なコマンドは--helpオプションがないかも。

    2. manマニュアル

      man コマンド

      ヘルプよりは詳しく載っているマニュアル。トピック(コマンド)ごとに別々のマニュアル。

    3. infoマニュアル

      info コマンド

      最も詳細なマニュアル。階層構造になっていて、すべてのinfoマニュアルが一つにまとめられている。


    infoマニュアルの階層構造

    manマニュアルと違って、infoマニュアルはあらゆるトピック(コマンドなど)のマニュアルが階層構造としてまとめられている。

    ノード

    それぞれのトピック、章節のようなものをノードといい、このノードが階層構造としてまとめられている。油断すると別コマンドのノードにもすぐ移動しちゃうから、まずはノード間の移動に慣れる必要がある。マニュアル上で移動などのたくさんの機能がキーに割り当てられている。


    dirノード

    一番上の階層の一番先頭をdir(Directory)ノードと呼んでいて、単にinfoコマンドを打てば出てくる。

    info

    マニュアルの終了はいつでもqキー。

    下記がdirノードのはじまり部分。

    File: dir       Node: Top       This is the top of the INFO tree
    
      This (the Directory node) gives a menu of major topics. 
      Typing "q" exits, "?" lists all Info commands, "d" returns here,
      "h" gives a primer for first-timers,
      "mEmacs<Return>" visits the Emacs topic, etc.
    
      In Emacs, you can click mouse button 2 on a menu item or cross reference
      to select it.
    
    * Menu: 
    
    Archiving
    * Cpio: (cpio).                 Copy-in-copy-out archiver to tape or disk.
    * Tar: (tar).                   Making tape (or disk) archives.
    (略)
    

    マーク部分のように* ノード名:となっている部分がノードにジャンプできるリンク。ここにカーソルを合わせてEnterキーで飛べる。

    dirノード関連のキー

    dirノード関連のキー
    q マニュアル終了
    d dirノードへ
    Tab カーソルを次のリンクへ
    ESC Tab カーソルを前のリンクへ
    Enter リンク上でやるとそのノードへ

    ここで「キー1 キー2」とスペースが空いているのは「キー1の後にキー2」の意味。「キー1+キー2」は同時押しの意味。


    ノードの移動

    各ノードの1行目は次のようにナビとなるヘッダが付いている。

    File: マニュアルのファイル名,  Node: 現在のノード名,  Next: 同じ階層の次のノード名,  Prev: 同じ階層の前のノード名,  Up: 上の階層のノード名
    ノード移動キー
    n 同じ階層で、次のノードへ
    p 同じ階層で、前のノードへ
    t このファイルの先頭ノードへ
    u 上の階層のノードへ
    b 現在ノード先頭へ、Homeも
    e 現在ノード末尾へ、Endも
    [ このファイルで、前のノードへ
    ] このファイルで、次のノードへ
    BackSpace このファイルで、1スクロール戻る。PageUpやDeleteも
    Space このファイルで、1スクロール進む。PageDownも
    カーソルキー このファイルで、カーソルを上下左右に
    Ctrl + n ↓と同じ
    Ctrl + p ↑と同じ
    Ctrl + f →と同じ
    Ctrl + b ←と同じ
    Esc + v このノードで、1スクロール戻る。
    Ctrl + v このノードで、1スクロール進む。
    l 直前に見たノードへ

    専用のinfoマニュアルがないコマンドもあるが、その場合manマニュアルと同様の内容がinfoマニュアルとして出てくるようだ。下記はそのヘッダ例。

    File: *manpages*,  Node: apropos,  Up: (dir)

    その他操作キー

    キーのヘルプ
    ? ヘルプ画面
    x ヘルプを閉じる
    q ヘルプもinfoも終了

    文字列検索

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